友達

暑さの割にはまだ梅雨が明けきらないせいか、テレビの速報によれば今日の不快指数は八十五。陽が落ちかかったのでハルを連れて散歩に出た。待ってましたと言わんばかりに、前足をのばし、背伸びをして、「ウォーン」と一鳴きする。今日は定番コースを逆回り。暑いので、コースの帰りに近くのカフェに寄るつもりだ。今ぐらいの時間ならばテラスの座席も空いているだろう。一回りして、テントの下のベンチに腰を下ろした。夕方の風(なぎ)が汗ばむ頬を心地良くなでる。しばらく風の動きを楽しんでいると、親子連れのワンちゃんが通りかかった。栗毛色をしてトイプードルとは少し違って見える。リードを持った男の子が行きつ戻りつして我々のところにやってきた。子犬がしきりにハルに興味を示したのだ。ハルもじっとおとなしく子犬を眺めている。聞くと、名前はミント、六か月のミックス犬だという。互いにかぎ始めた。ハルは年長らしく、「よしよし」というようなそぶりだ。「新しい友達が出来て良かったね」。近くらしいので、また会えるかも。

次に通りかかったのは、幼馴染。コロンちゃん。六歳のトイプードルだ。マンションの工事が始まる前の敷地では、幼いころからリードを外して駆け回った仲間である。今は、たまに会えるとうれしいらしく、「キャンキャン」言ってじゃれてくる。ハルは相変わらず、「よしよし」か。さあ、そろそろ帰ろうかと立ち上がったら、今度は大きな犬が通りかかった。「ハル、会えてよかったね」と近づけたら、ワンワンと吠えられた。ひとなつこいハルはびっくり。初めての仲だったらしい。それにしても、車の種類と犬種を覚えきれない自分だなとつくづく思ったことである。

「思いつくままに」に、日付を入れ忘れていた。それが、「日々、住むまち」というものだろうか。

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