工事中の看板

二年間くらい続いた我が家近くの大型マンションの工事現場の長い仮設塀が少しずつ外され始めた。白く塗られた高さ二メートル位の塀には、一時敷地そばの保育園児の描いた風景画などが風雨にさらされても良いように、きちんとコーティングされ飾られていた。工事中といえども、都会の日常の風景のひとこまなのであるし、まちの快適な雰囲気を維持する上で優れた役割を果たしていると言える。S建設の工事所長さんの指示や性格であろうか、時々広い塀の外をゴミ拾いして回る作業員の人達の姿や子供たちの絵を飾るなど、孫がいるくらいの年配のやさしい所長さんなのであろうか。まだ、見かけたことがないので、想像の域を出ないのではあるが。マンションの営利を目的としたプロジェクトでも、きっと周囲のまちと調和のとれた環境を作ってくれることであろうとも期待する。春ころから現場の入口に季節を反映した大きな絵と文字が「梅雨」や「夏休み」のように掛けられていたが、絵も文字もいずれも保育園児の描いたように思っていた。

つい最近これが「残暑」から「●●の秋」という風な文字に変わった。季節を感じるかわいらしい絵はいつも通りだが、一見、幼児の字体にも見える文字の形と、文字の意味する大人っぽい感覚がアンバランスに感じ、ついほくそ笑んでしまった。「クリスマス」頃には看板も取れてしまうであろうか。ハルの新たな散歩道が出来そうなので、待ち遠しいこの頃ではある。

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