小さな新しい発見

日曜日の晴れた早朝、J緑地公園に新しい上り道を見つけた。表通りからアプローチするとき、通常の山への入り口の少し先に何やら階段が上方に向かっているのがあるのだ。今まではつい気が付かなかったのだが。「ハル、行ってみようか」と、手摺の付いたコンクリート製ではあるが、六十センチ足らずの幅の狭い階段を十数段上がると、そこはもう雑木林の中である。ハルが早速自分の来た印を済ませて周囲のにおいをかぎ始めた。そこから先は、表面がごつごつした岩と土の入り混じった一見階段らしき通り道のみ。もちろん手摺などなく、段差、段幅もまばらで、ところどころ木の根っこが伸びて岩に絡みついている。ハルはひょいひょい、自分は踏み、踏み登り切ったら、そこは開けた空き地手前の山道の最上部であった。「ああ、ここに出るんだ」。空き地を前にして、ハルはもう張り切っている。人影が見えなかったので、リードを外してやると、しばらくは我が周りをうろうろしていたが、そのうち喜んで駆けずり回り始めた。「やはりうれしいんだよね」。

帰りにはいつも上ってくるルートの数十段の階段を降りようとすると、そこにはジャージを着た十数名の近くのFC高校の生徒たちが階段の駆け上がりを練習していた。「おはようございます」。帽子をとってお互い挨拶。気持ちの良い朝の散歩であった。

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