二つの小公園

最近、ハルと共に散歩する我が家近くの二つの小公園が互いに良く似ていることに気づいた。一つはいつもの散歩コースの始まり、通りのバス停前のJ公園、もう一つは通りを坂の方に上ったJ緑地の下の公園である。ともに広さは二百坪程度、公園としては小さい規模だ。通りから公園に向かって間口三十メートル、奥行三十メートル位の半円形に近い平らなスペースがあり、その奥に土手状の緑地が控えている。いずれも、車の通る通りから歩道を挟んで数段ステップを上がった場所に公園が位置している。もちろん周囲の環境が違うので、それぞれ異なった表情を持っている。J公園は土の広場の上に遊具が置かれ、背後のマンションに囲まれて手入れの行き届いた桜やイチョウの木など、四季折々に華やかな色合いを見せている。花壇のベンチには、年中かわいい小花が咲き誇り、朝は通勤、通学の人達、昼間は幼児を連れたお母さんたちでにぎわう、都会的な雰囲気である。

一方、J緑地下の公園(名前はない)は舗石で覆われ周囲に配置されたベンチには朝体操やジョッギング姿の人達が数人腰かけている以外あまり人影は見たことがない。F学園の小学生の可愛い通学風景を横目に見ながら、ハルは背後の雑木林から落ちてくる枯葉の芝生の上をカサカサ音を立ててにおいをかいで回るのが大好きだ。ハルは毎日行きたがるが、こちらは自分にとっては、なんとなく休日用の公園だ。この二つの公園は、他の大きな公園と違って、不思議と落ち着く。面積が手ごろなのか、周りが自然の土手で囲われているからなのか理由は定かではないが、ハルと一緒にいつも散策を楽しんでいる。    

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